全国大会に参加される方々は、下の「2013年全国大会の競技委員長の総評」をお読みいただき大会に臨まれることをお願いします。
【競技委員長の総評】
○ 今年の全国大会から技術点を加算することになりました。参加選手は試行錯誤しながら大会で飛ばすロケットを製作してきます。アイデアや製作技術の優れている方に最大5点まで加算する制度でした。この技術点加算は直前の発表で参加された方々に趣旨が十分にご理解いただけなかったところがあるように思われますが、大会当日は天候が良くなかったこともあり、
@ エンジンが脱落する。
A パラシュートが開かない。
B ロケットがばらばらになる。
などのトラブルが多くありました。モデルロケットを愛好する方々一人一人のロケットを設計する技術、製作する技術が向上することを願っています。そのためには、
製作したロケットを打ち上げ問題点を把握し、その問題点を解決するためにはどのような工夫か改善が必要か検討することが必要です。このことを繰り返す努力が大会の成績にもつながってくると考えます。ところで、上記の課題を改善するために次のようなことを試みてはいかがでしょうか?
@ エンジンの脱落を防止するため、ゼムクリップ等を改良してエンジンフックとして利用する。
A 打ち上げ前に一度パラシュートを開きたたみ直す。このときパラシュートの折り目を少し緩くする。
B 接着剤の選び方を工夫する。雨天の時は、木工用ボンドは接着力は弱くなります。 |
加えて、大会で打ち上げるロケットは、
必ず打ち上げ試験を行い安全な打ち上げができることを確認することを励行してください。
大会の終了時間が大変遅くなりました。参加者の帰路のご都合を考えると大変申し訳なく思います。大会運営を改善して来年は早く終わるよう努めます。