計 測
競技会の試技は、1回(時間の余裕があるときは、2回の場合もある)とする。ただし、不点火のときは、1回のみやり直しができる。
● 高度
・到達高度値が成績となる競技種目の場合、その高度は次の方法により計算される。
ベースラインは200m以上の一直線とし、その直線距離の中心を射点とする。
そのベースラインの両端に測定ポイントを設ける。
測定項目は上下角のみとし、水平角は測定しない.両端の測定点の計測角度からそれぞれ高度を計算し、次項の計算式に基づき計算する.なおベースラインが諸条件により、200mmに満たない場合は競技委員長の判断による。
● パラシュート定点着地競技
・発射台を中心に直径20mの円内に着地したロケットを測定し、中心点に近い3機を表彰します。
・試技は、1回とする。(ただし、不点火のときは、再度打ち上げに参加することができる)
● 時間
・時間計測は2名の計測員によって計測され、その平均値を競技記録とする。
・計測時間は、1/10秒以上を計測値とし、それ未満は切り捨てる。
・フライトは、次のような場合終了したとみなされ、時間計測を終了する。
- 機体の一部が地面、建造物、樹木などに接触した時点。
- 機体が障害物や雲の陰に入り確認出来なくなった時点で時間計測者は10秒間だけ計測を続行し、その後も機体が確認出来ない場合には時間計測を終了し、計測された時間から10秒差し引いた値を滞空時間として記録する。
高度競技での高度測定方法
h=(L/2× tan a + L/2× tan b)×1/2
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