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山崎直子宇宙飛行士もライセンス取得  

<伊豆大島「直子さんと一緒」教室>
 平成26年3月21日。伊豆大島町役場には、元気な子供達の声が響き渡っていた。翌日の打上に向けて、モデルロケットの製作活動が行われているのだ。眼をキラキラさせながら、宇宙への夢に想いを馳せる子供達の元気はいつもすごいけど、今日はその元気も倍増している感じ。だってあの、ホントに宇宙を飛んだ山崎直子さんも一緒に、講習会に参加しているからだ。あこがれていた宇宙はどんなところ?そんな話しを直子さんに聞きながら、一緒になって一生懸命、モデルロケットを作り上げる。お父さん・お母さんにも手伝って貰うけど、子供達はとても熱心に、大学生のお兄さんやお姉さん、先生達に質問してくる。「大丈夫かな?」「高くまで飛ぶかな?」「ノーズコーンはこのぐらいの堅さで刺さってたらいいの?」等々。打上に向けて不安は尽きない。晴天に恵まれた翌3月22日、直子さんと一緒にみんなでモデルロケットを打ち上げた思い出は、青空に機体が吸い込まれていった思い出は、きっとみんなの心の中にずっと残っていくだろう。そうあの日、僕は宇宙に飛び出したんだ、直子さんと一緒に。
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原稿、写真=千葉工業大学客員上席研究員/和歌山大学宇宙教育研究所所長 秋山演亮(第2級従事者)


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